経理なくして健全な事業運営はできません！！

　起業すれば経理業務も自分の重要な仕事のひとつとなります。経理と言うのは”会社のお金の
　流れを記録し、経営状況を把握する”作業のことです。これにより事業の売上や経費、最終的
　な利益が具体的な数字で明確になるのです。


　　＜損益を把握することは健全な事業運営をする上で必要不可欠！！＞

　
　経理が経営状況を把握する重要な作業であることは先に書いたとおりです。経理作業を
　スムーズに行うためには、事業で発生したお金の出入りを帳簿に記録する「簿記」の知識
　やスキルが重要となります。


　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　税金の種類を知ろう！！

　個人事業主と株式会社などの法人とでは、支払わなければならない税金は異なります。
　個人事業主の場合は一本化されており、事業主ご本人の一年の収入すべてをベースにしてい
　るため「所得税」と「住民税」が基本ということになります。
　一方、法人の場合は”会社と社長”の両方に税金がかかるという違いがあります。以下のよう
　に法人関連では数種類の税金があるほか、社長には個人事業主と同じように所得税・住民税
　がかかってきます。
　会社と個人の両者に税金がかかるという点で、個人事業主の方が有利なように見えるかもし
　れません。しかし法人は、社長個人の給与が損金（経費）処理され、なおかつ給与所得控除
　を受けられるため、個人の事業所得に比べて課税対象額（税金計算のベースになる金額）を
　低く抑えることができます。また個人事業の場合、所得に応じて7段階の累進課税であるの
　に対して、法人は2段階のみであるため、利益額が大きくなればなるほど個人事業主よりも
　税制面で有利になる可能性が高くなると言えます。


　また、税制面の観点からは、個人事業に比べて法人の方が節税策の幅が広いのも大きな特徴
　です。したがって個人事業を始められて軌道に乗り十分な利益が出だした段階で法人化して
　さらなる発展を目指すというのが多いのはこのことが大きく関係しています。どのくらいで
　法人化を考えるかについては「法人化について」のページをご覧下さい。




　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　

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