個人事業と法人の特徴の違い

　あなたが起業しようと思ったとき、方法は大きく２つあります。１つは「個人事業主」に
　なること、もう１つは「法人」を設立して経営者になることです。個人事業とは、事業主
　自身（個人）が主体となって行う事業で、法人の場合の事業主体は会社そのものというこ
　とになります。会社を設立するか個人事業でいくか、起業・独立開業をする上で必ず検討
　しなければならないことで、相談を受ける中で最も相談の多いテーマの一つです。
　具体的にどんな違いや特徴があるのかについては以下のとおりです。　　

　
































　個人事業・・・・フリーランスとして活動している方、美容院・雑貨店などの店主といった
　　　　　　　　　ケースが多い。信用面から見て事業主個人の信用に関わるビジネスや店舗
　　　　　　　　　系ビジネスなどは営業主体が個人事業でも特に関係ないです。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　法人設立・・・・大手企業と取引を予定しており、先方の内規をクリアしなければならない
　　　　　　　　　場合や許認可の関係で法人でなければならない場合、取引先などのメドが
　　　　　　　　　ついていて当初から相当の利益が予測されるような場合、将来的に法人に
　　　　　　　　　することが明確な場合などは法人設立の必要性があるといえます。

　

　　それぞれにメリットやデメリットがあるので一概にはいえませんが、開業時においては、
　　特別な要件（法人でなければ取引できない等）がない限り、個人事業から始める方がよい
　　かもしれません。実際、新規で起業、独立開業する場合は、資金や会社設立に関する専門
　　知識も十分ではありませんから、設立費用がかからず手続きが簡単な個人事業から始める
　　という方が多いようです。



　　　　　　＜節税目的による法人設立での起業といわれる方がみえますが・・・・＞

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　個人事業のメリット

　個人事業の大きな特徴の一つとして、自分がやりたい仕事やそれにかける費用を自由に決め
　られる点です。個人事業では事業主が辞めたり死亡した場合、従業員の有無に関わらす自動
　的に廃業となるため事業の全責任を事業主一個人で負うことになります。当然リスクや責任
　は重大ですが、それ以上に仕事の種類や進行のすべてを自分一人の裁量で決めることができ
　る点は、個人事業ならではの大きな魅力であると言えます。

　〔個人事業のメリット〕
　





































　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　

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